写真中央、なんかの管が出ている部分が、ドレンボルトです。
この下に廃油ポイなんかを置いて、これを緩めて外します。緩めるときは見ての通り逆さまに付いているので、回す方向に注意してください。
メガネレンチなどで緩め、最後は手で上に押し付けるように外します。
すると、汚れたオイルが下の写真のように排出されてきます。
それから、オイルの注入口
これを開けておくと、抜けやすくなります。
このキャップは、真ん中の溝に工具をかけて開けるんですが、この溝が大きいので、マイナスドライバーなんかでは開けれません。
そこは各自で工夫してください。ちなみに自分は車の車載工具のホイールナット用のレンチについているホールカバー外しを使っています。
さて、このオイルを抜いている間に、ドレンボルトの清掃をしておきましょう。パーツクリーナーでザーッと吹いてから雑巾とかで拭きます。
そうこうしている内に、オイルが抜けました。ドレンボルトに新しいドレンガスケットをつけてから、締めていきます。締め付けすぎて、ねじ切ったりとかすると、色々大変なことになりますので、御注意を。かと言って、しっかりと締めないと、オイルが漏れますのできっちり締めてください。
そしたら、オイルフィルターを交換しましょう。これはオイル交換毎ではなく、2，3回に1回でいいでしょう。
これがオイルフィルターです。
外す前に、廃油ポイをこの下に移動させておきます。外したときにオイルが出てきますので。
こういう感じでフィルターレンチをかけて外します。
外すとこういう感じになっています。
オイルが結構周りに付着しますが、掃除は後回し
取り付けの前にこのOリングにオイルを塗っておきましょう。
取り付けには、手で十分ですが、手でしっかり絞めた後に、少しフィルターレンチでギュッ牛としとくといいと、プロの整備士の意見です。
これをしっかり取り付けたら、この周りに、パーツクリーナを吹きかけます。下に廃油ポイなんかがあるので構わずガンガン吹きかけてしまいましょう。
オイルフィルター、ドレンボルトがしっかり取り付けてあることを確認したら、注入口から新しいオイルを投入します。
量は、オイル交換のみは2．1ℓ フィルター交換時は2.5ℓです。
オイルジョッキに量を入れて、注いでいきます。大体、規定量から0.2ℓほど少なく入れて確認します。
車体右側の下に確認窓がありますのでそこから確認します。
これの大体真ん中に来るように入れていきます。
これは、入れてからしばらく待ってから確認しますが、車体を真っ直ぐにしないといけませんので、面倒です。
誰かに手伝いを頼めるなら、車体を真っ直ぐにしてもらい、確認します。手伝いがなければ、サイドスタンドの下に何か挟むか、ジャッキで持ち上げるか、メンテンススタンドを用いましょう。
入れすぎないように、気をつけましょう。
後は、アイドリングさせたりして、問題ないか確認しましょう。確りとドレンボルトが締まってないと、そこから漏れてくるので少し時間を置いてから確認しておきましょう。
これで完了です。
おまけ
整備士流、テキトーオイル注入。
缶から直接です。これはおススメできません。モノによっては、1ℓ缶でもきっかり1ℓ入っておらず1ℓ以上入っている場合もあるので、正確では無いので、入れすぎる危険性があります。